いつも接客のエキスパートとして

「かましんが私を変えてくれたと思っています」殿岡チーフは、そう確信している。教育学部数学科に入学と同時に、かましんのレジ係としてアルバイトをしながら4年間の学生生活を送った。明るい笑顔でハキハキと話す彼女だが、高校生までは人と話すのが苦手だったという。そんな彼女を変えたのが、かましんでのアルバイトだった。接客の最前線に立つ仕事のなかで、お客様から心温まる言葉をかけられ、さらに従業員同士の触れあいも緊密で、人と交流する楽しさ素晴らしさを教えてくれた。 就職活動はかましん一本にしぼり入社を果たした。また、入社以前にキャストとして出場した、チェッカー社内コンテストに入賞。入社1年めから連続して、AJS(オール日本スーパーマーケット協会)の全国大会に選抜メンバーのひとりとして参加。これはレジの技術や挨拶・笑顔はもちろん、アクシデンタルな対応まで接客すべてのスキルを細かく審査される厳しいもの。かつて見知らぬ人との交流が苦手だった彼女が、仕事に真剣に取り組んだ結果、接客のプロとして見事に成長した。